宝塚市が「園芸の街」であることを知っていますか?とくに、現代の農業や園芸に欠かせ
ない日本の接ぎ木技術は、宝塚市の山本地区で発明されたそうです。宝塚の園芸産業は
、16世紀後半に接ぎ木の技術が発明され、牡丹などの珍しい花木の増産が可能になりまし
た。接ぎ木の技術を発明した山本地区出身の武士、坂上頼泰はその功績を称えられ、豊臣
秀吉から「木接太夫」の称号を与えられたそうです。その後、山本地区は日本有数の園芸
の先進地になり、日本三大植木産地の一つに数えられるようなりました。
山本地区の植木産業を継承するために、「あいあいパーク」が花と緑の情報発信ステーシ
ョンとして2000年にオープンしました。この広大なガーデニングセンターの魅力を詳しく
紹介します。
「あいあいパーク」は阪急宝塚線の「山本駅」から歩いて5分の所にあります。メインの
建物は17世紀ごろのイギリスの美しい地方都市の様子を再現したもので、とても目立ちま
す。
とてもおしゃれで、まるで外国にいるような雰囲気です。
園内には、グリーンショップ、カフェ、カルチャー教室、市のサービスセンター、山本新
池公園などがあります。様々な植物やガーデニンググッズ、生活雑貨などが販売されてい
ます。また、モデルガーデン展示場もあり、園芸教室やフェアが開催され、植物栽培のコ
ツや庭造りに関するアドバイスがもらえます。
あいあいギャラリー
あいあいギャラリー
グリーンショップ ペオニア
グリーンショップ ペオニア
グリーンショップ ペオニア
イギリス風のガラス張りのアトリウム
アトリウムの中
あなたもきっと、花や関連商品の豊富な品ぞろいに驚きます! 花木を買わなくても、園
内で植物を見るだけでも楽しいです。取り扱っている植物は季節によって変わるので、季
節ごとの魅力がよく感じられます。
モデルガーデン
園内に「yakitatei」という名前のパン屋さんがあり、何十種類もの焼きたてのパンが揃っ
ていて、なんと、すべて1個100円(税別)です! イートインスペースもあり、テイクア
ウトもOK。
メインの建物の向かい側に、池と芝生、庭園を持つ大きな「山本新池公園」があります。
池で泳いでいる鴨を観察するのも癒されますね。
花や緑に触れ合うことができる「あいあいパーク」で素敵な休日を過ごすのはいかがです
か。
〈あいあいパークへのアクセス〉
住所:宝塚市山本東2-2-1
アクセス:阪急宝塚線「山本駅」から徒歩5分
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