「華麗」「優雅」といった花言葉を持つキク科の花ダリア。7月～10月に開花時期を迎え、色の種類が
豊富で花びらの形も品種によって様々です。
そんな美しいダリアの花畑を阪神北地域で見られることをご存知でしょうか？今回は阪神北地域にある
ダリア鑑賞スポットを2つご紹介します！
宝塚ダリア園（宝塚市）

全国有数のダリア球根生産地域として知られる宝塚市北部・上佐曽利地区にある宝塚ダリア園。佐曽利
園芸組合が栽培用にダリア球根を生産する圃場を、夏と秋の期間限定で鑑賞用に開放しているスポット
です。約300種10万本ものダリアを見ることができます。

上佐曽利地区におけるダリア栽培の歴史は古く、90年以上も続いています。元々は1930年に地区内の住
民数名がダリア球根の栽培を開始したことがきっかけで、その後、現在のダリア園を運営する佐曽利園
芸組合が1935年に設立されました。1960年代後半には栽培の最盛期を迎え、年間で約300万球のダリア
を生産、その多くが輸出されていたそうです。

2021年3月には、宝塚市の市花として新たに選定されたダリア。ここ宝塚ダリア園で上佐曽利地区の歴
史に思いを馳せながら、美しい花々の鑑賞を楽しんでみては？
ダリアの花摘みも1本100円から可能です！

住所：宝塚市上佐曽利字大垣内16-1
アクセス：JR「武田尾」駅より阪急バス「上佐曽利」停留所まで約25分
開園時間：午前9時から午後4時まで（入園は午後3時半まで）
入園料：大人200円、小人100円（未就学児無料）

お問合せ先：0797-91-0003（佐曽利園芸組合：https://dahlia-takarazuka.jp/）
※開園時期については事前に要確認
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黒川ダリヤ園（川西市）

兵庫県の南東部に位置する川西市に2015年にオープンした黒川ダリヤ園では、約360種1000株のダリア
が咲き誇っています。（2021年10月現在）
実は黒川ダリヤ園ができたきっかけは、山形県にある同じ地名の町、「川西」町にあります。日本で初
めてのダリア園ができた山形県川西町は今でも日本を代表するダリアの町です。全国の「川西」と名の
付くまちが集った「全国川西会議」が1997年に開かれたことをきっかけに、川西市では山形県川西町と
のダリアを通した交流が始まりました。その際に川西町から寄贈されたダリアを中心に球根を増やして
いったものが、現在の黒川ダリヤ園の成り立ちなのだそう。

今では開花の季節に多くの人で賑わう黒川ダリヤ園。品種によって様々な表情を持つダリアは、それぞ
れ見た目に合わせて名付けられたユニークな名前を持つことも特徴です。
一つひとつじっくりと眺めて、お気に入りのダリアを見つけてみてください！

住所：川西市黒川字落合389
アクセス：能勢電鉄「妙見口」駅から期間限定の直行バス（阪急バス）で11分
※直行バスは日・祝日のみ運行
開園時間：午前9時から午後4時まで
入園料：大人300円（環境整備協力金として）
お問合せ先：072-702-7830（黒川ダリヤ園）
https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/kurashi/midori/dariyaen/
※開園時期については事前に要確認
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