能勢電鉄沿線を中心に、8組のアーティストによる現代アートが楽しめるイベント「のせでんアートライン」が10月26日に始まり、そのオープニングイベントとして鉄筋コンクリート製の柱(長さ20メートル、重さ約2トン)を運ぶ「逆オンバシラ祭」が大阪府豊能町で行われました。
木材を町へ運ぶ本来の御柱祭とは逆に、地域住民が町内で製作した柱を山へ運搬することから、「逆」オンバシラ祭と名付けられた当イベント。
東京の建築家、岡啓輔さんの「住民自らの手で町をつくる意識を持ってもらいたい」という思いから考案されました。
この日は約100人が山側の公園まで約5時間をかけて柱を担いで運び、「わっしょい」と威勢のいい掛け声が住宅街に響きわたりました。
のせでんアートラインは平成25年、同電鉄開業100周年記念に初開催され、今回で4回目。
11月24日まで行われますので、週末のお出かけに足を運んでみてはいかがでしょうか。